
アリゾナ州 (Arizona AZ)
アリゾナ州 (Arizona AZ)は、アメリカ合衆国の南西部にある州。銅と綿花の生産がさかんで、1980年代に南部サンベルトの一角として発展したが、1990年代に入るまで、ハイテク産業の発展に追いつけなかった。今日ではハイテク産業の一大拠点となっており、カリフォルニア州からの企業流入が著しい。
州都および最大都市はフェニックス市。
州名の由来は諸説あり、有力なものとしては、アメリカ・インディアンのパパゴ族の"arizonac"(小さな泉の意)とする説、スペイン語の"árida zona"(乾燥地帯の意)とする説、アステカの"arizuma"(銀の支柱の意)とする説などがある。また、北部のナバホ族保留地以外はサマータイムを実施していない。
歴史
1539年から1542年にかけてヌエバ・エスパーニャ副王領(現在のメキシコ)からスペイン人の探検が行われた。1692年にはキノ神父が訪れ、1700年に聖ザビエル伝道教会を設立しインディアンに宣教活動を行っている。またスペインは1752年トゥバク、1775年ツーソンに要塞を建設している。
1821年メキシコがスペインから独立すると現在のアリゾナ地域はメキシコの北西辺境となった。合衆国は1848年の米墨戦争でアリゾナの大部分を占領し、1853年の「ガズデン購入」でヒラ川流域を領有した。アリゾナは当初、ニューメキシコ準州の一部として管理され、1863年2月24日に独立した準州となった。アリゾナ州の成立は1912年2月14日である。
1966年、ミランダ警告が制定されるきっかけとなった「ミランダ対アリゾナ州事件」判決が連邦最高裁にて示される。
地理
アリゾナ州はコロラド川の南部及び東部に位置する、フォー・コーナーズ州の1つである。ニューメキシコ州、ユタ州、ネバダ州、カリフォルニア州と隣接し、コロラド州と接し、並びにメキシコ合衆国との間に389 マイル (626 km) の国境線を有している。アリゾナ州はニューメキシコ州の次に及びネバダ州の前に位置する、この地域内で6番目に大きな州となっている。グランド・キャニオンを別にして、多数の他の国有林(National Forest)、公園、並びに保留地(Reservation)がアリゾナ州内に位置している。アリゾナ州の118,000平方マイル、おおよそ15%は個人所有である。
残りの地域は行政林及び公園地、レクリエーション地区及びインディアン保留地である。
アリゾナ州は典型的に、サボテンを含む砂漠の風景で有名であり、また非常に暑い夏及び温暖な冬としても知られている。アリゾナ州の砂漠が低い位置にあるのに対して、州の北部と中央部は松など常緑樹で覆われた高地である事はあまり知られていない。
南西部の他の州と似て、アリゾナ州は砂漠気候に加え多様な地形上の特色を有している。州の北東部はコロラド高原であり、残りもベイスン・アンド・レンジ地帯となっていることから、山及び台地を特色としている。アメリカ合衆国内で最大のポンデローサ松(Ponderosa Pine)の成育地となっている。およそ600メートル(2000フィート)の絶壁(escarpment)Mogollon Rimはアリゾナ州の中央部を横断する形で切り立っており、2002年に史上最悪の森林火災を経験した、コロラド高原の南西部縁を表している。
アリゾナ州立大学
アリゾナ州立大学(アリゾナしゅうりつだいがく、英語: Arizona State University, 略称:ASU)はアメリカ合衆国アリゾナ州の州都であるフェニックス市に近いテンピ市 (Tempe) に本部がある。3つのキャンパスに、5万人以上の学生が在籍し、米国有数の規模を誇る。アリゾナ大学と並んで、同州を代表する大学の一つである。
学問
ASU の多くの部門は2005年のUS News and World Reportによって50位以内にランキングされた。工学部の以下の大学院部門はそれぞれのランキングにリストされた: 電子工学:29位 航空宇宙学/ 航空工学:25位 生物医学/生物工学:20位 化学工学:50位 土木工学:41位 計算機工学:34位 経営工学:15位 機械工学: 37位